11月23日 第二十一回文学フリマ東京 参加のお知らせ

皆さまごきげんよう
サークル代表のあさゆきです。

生ケ物同盟は、11月23日(月祝) 流通センターで開催されます
「第二十一回文学フリマ東京」に参加いたします。
スペースは、 1階 E-60 です。


【当日頒布物】


新刊 「なまけもののお茶会6」

今回の「なまけもののお茶会」は、「お題イラスト小説」企画特化号です。
「イラストお題小説」は表紙や挿絵を担当していただいたことのある吉丸さんとのコラボ企画で、吉丸さんにお願いして描いていただいた洋風・和風二枚のイラストを生ケ物同盟のメンバーが見て、どちらかをシーンとして組み込んだ小説を執筆するという企画です。
通常ですと、小説があって、そこからイラストが描き下ろされるものですが、それを逆に、イラストから連想して小説を創作しました。
 イラスト


 掲載作品紹介

あさゆきはじめ「空飛ぶ軍艦と竜の森の姫君」
 ベルラニア王国とアイッサール連邦の間で、停戦協定が結ばれて半年。
 王国の辺境、竜が棲む深い森の上空を、一隻の空飛ぶ軍艦が航行していた。
 訳アリ艦長率いる軍艦の乗員たちは、竜と心を通わす少女と出会い、王国を揺るがす陰謀に巻き込まれる。
 少女と大人たち、そして竜は、平和を揺るがす陰謀にどう立ち向かうのか!

・二木詞有「少女は竜と語らう」
 少女――ミーユ・シャッテンは、洞窟へと赴く。
 洞窟の主――ホロウと呼ばれる竜と対話をするために。
 自分の胸中にある疑問をぶつけていくなかで、少女は自らの罪を自覚するのだった。

・夜桜朧「事実は小説よりおかし」
 『武蔵組』の長、車輪の妖は頭を悩ませる問題を抱えていた。
 それは敵対同業者による工作……ではなく、可愛いかわいい孫娘からの『おねだり』だ。
 一緒にお菓子を食べてほしいという他愛もないおねだり。
 組長の菓子嫌いを、身内の孫娘が知らないはずがないのだが……?
 生ケ物同盟初の連載小説 第一弾!

・二木詞有「『器』を創るモノ」
 死後の世界、『地獄』での話。
 役目を終えた魂は地獄にも流れつく。
 その魂は、肉体の代替品であるところの『器』無しには意思の疎通も出来ない。
 この話は、気ままに『器』を創る自称職人のショートストーリー。

・二木詞有「彼岸花
 人々が沸いた、スーパームーン
 中秋の名月と重なったそれは、いつにも増して煌々としていたものだった。
 その月を、異界の存在が楽しんでいなかったとは誰が言えようか。
 「『器』を創るモノ」と同じ世界観で紡がれるショートストーリー。


準新刊 「日本分断」

8月30日のコミティア113で発行した、あさゆきはじめ個人誌を持参いたします。
文学フリマでは初頒布です。
南北に分断された日本を舞台としたスパイ活劇オムニバス。
これまで無料配布冊子などで発表してきた短編の加筆修正再録に加え、書下ろし短編、ゲスト原稿、さらに作中世界の年表や南北日本軍の設定資料集を加えた豪華版です。

ほか、既刊「なまけもののお茶会」1〜5.5および「文体これくしょん」を持参いたします。

当日は、スペースに「日本分断」のポスターを掲示してお待ちしております。
どうぞお越しください!