第十二回文学フリマ参加における正式告知
サークル『生ケ物同盟』代表の瀬田川史です。
文学フリマまで残り2日となりました。
大変今更ながらですが、正式に告知させていただきます。
2011年6月12日(日) 11時〜17時
第十二回文学フリマ 大田区産業プラザPiO
http://bunfree.net/
サークル名:生ケ物同盟
配置:大展示ホール H−18
オリジナル短編集「なまけもののお茶会」を500円にて頒布予定
236ページの大ボリュームとなっているので、読み応えはあると思っています。
なまけもののお茶会 お品書き
リレー小説
メンバー全員によるリレー小説となっています
・零と一の七不思議
???
・座談会「なまけもののお茶会」
・タイトル未定 〜断章〜
期末テスト最終日、学校の化学部の部室にて暇を持て余した古井登美枝・及川輝・芹沢の三人の部員たちによるどこにでもあるような雑談が開始される。
議論はひたすら尽きることなく、繰り返されるのである。
お題小説
『虹色』『ゴキブリ』『くしゃくしゃ』の三つをお題として書かれた作品になります。以下、三本。
・憲兵さんと助教さん
我々の知る世界とは異なる現代。「大日本帝国」。
大学で昆虫学助教を務める主人公は、行方不明の父(それと虫)を追い、陸軍の憲兵さんと南国の密林へ。
そこで目にした驚愕の事実とかゴキブリとか。そういうお話です。
・都市伝説研究会
都市伝説研究会。それはあらゆる(馬鹿げた)噂を研究する部活である。
ある日のこと。露梨好一が少し遅れて部活に行くと、何やら様子がおかしいようで……
・[現代新釈]蜜柑
芥川龍之介著の短編「蜜柑」を瀬田川なりにアレンジを加えた新解釈になります。どうぞ、さっぱりとした味わいをお試しください。
・川からの声
幼馴染だった真藤千尋、通称ちぃちゃん。小学校の日光での修学旅行の夜、僕とちぃちゃんは二人でホテルを抜け出して、近くにある「化地蔵」で肝試しをすることにしたのだが……
お題小説2
「それのどこが必殺技なんだ?」「俺を誰だと思ってるんだ?」「そんなバリエーションはいらん!」「やらずに後悔するくらいならやって後悔しろ」「そんなんで分かるか!」
条件:次のセリフを最低三つ使用すること(多少の改変は可)として、書かれた作品になります。以下、二本。
・神に愛される者
ただの確率だけのお遊びでも、勝ち続ける者がいる。その理由が神に「愛されているから」と、多くの人が信じるのがこの世界。
ジャンケンが優先されるこの世界で、彼こと右左中上下は自身の空腹を満たすことが出来るのか?
・拝啓母上様。お店は今日も平和です
とある地方都市の住宅街に、ひっそり佇む小さな喫茶店。そして天然な店長さん。
美味しいのに、なぜか流行らないお店を助けようと、バイトと助っ人と常連客が奮闘します。
・一粒の奇跡
私は今、ある重要なミッションを実行せんとするため、お婆ちゃんが経営する藤書店へと突撃を開始する。果たして、私は無事、生きて本屋から出られるのだろうか?
これはそんな私の孤軍奮闘の記録である。
・うぐいすのなく頃に
とある島に巻き起こった惨劇。あなたはこの惨劇に立ち向かうことが出来るか?
以上になります。
どうぞ、気軽にお立ち寄り、手にとってご覧ください。
では、当日サークルスペースにて、皆さまをお待ちしております。